治療について

虫歯治療

虫歯とは?

口腔内に存在するミュータンス菌は、歯に付いた食べ物などを分解する際に酸性物質を出します。この酸性物質が歯を溶かしていく病気=虫歯です。
歯の表面にとどまる非常に初期の虫歯であれば、適切な口腔ケアをすることで自然に治癒することもあります。しかし、虫歯により実質欠損(歯に穴が開いた状態)となると、自然に治ることはありません。時間の経過とともに虫歯が進行し、腐敗が広がっていきます。虫歯ができてしまったら、取り除くしか方法はないのです。

虫歯治療の基本は、当該部分を削り、その部分に詰め物をすることです。
詰め物には主に以下の4種類があります。

アマルガム

古くから使われる歯科用合金です。比較的安価で、ある程度の強度があるため、広く使用されていました。しかし最近では、アマルガムを作成する過程で出る水銀の環境汚染が問題となっており、現在ヨーロッパ諸国では環境への配慮から使用を制限する動きが見られています。現在の日本の健康保険法では、いまだに保険適用素材として認可されています。

コンポジット・レジン

歯と似た色調をもつプラスチック素材です。粘土のような樹脂を詰めて、最後に光を当てて固めることで虫歯の穴をふさぎます。色調のバリエーションや透明度・硬度などの違いにより、様々な種類があります。
近年の歯科治療ではコンポジット・レジンによる修復が徐々に主流となってきていますが、強度が低く、またプラスチックであるがゆえに着色しやすく、耐久性にやや劣るという一面もあります。その種類により、保険適用になるものと、ならないものがあります。

歯科用合金

比較的広範囲をカバーしなければならない大きな虫歯や、すっぽりと歯にかぶせ物をしなければならない場合などに使われる金属の総称です。
口腔内には熱いものや冷たいもの、硬いものなどさまざまなものが容赦なく入ってきます。このような状況で高い耐久性を持ち、腐食しない素材として古くから金が使用されてきました。確かに金は優れた修復材料ですが、素材自体が高価なため、現在保険適用にはなっていません。そこで日本では、健康保険というコストの限られた枠組のなかで、ある程度の性能を備えた金属として金銀パラジウム合金が広く用いられています。
しかし、体質によってはアレルギーの原因になる場合もあり、あくまでコストという制限のかかった次善の素材という感は拭えません。

セラミック

セラミックはガラス粒子を高温で焼成してできる素材です。強さと美しい透明感が特徴で、繊細な色調表現が可能なことから、歯科用修復材料として広く用いられています。例えていうなら「焼き物」と似た素材といえます。江戸時代の皿が美しい艶を持って現存していることが、セラミックという素材の耐久性を何よりも雄弁に物語っているといえるでしょう。かつてはその脆さ(セラミックは硬くて脆いという、相反する二面性があります)から、金属などのフレームと併用して使用されていましたが、現在では素材の研究が進み、セラミックのみでも十分な強度を持っています。欧米諸国などの歯科先進国における「かぶせ物」とは一般的にこのセラミック製の物を指し、臨床応用されてからの実績も長く、優れた素材といえるでしょう。しかし、現在の日本の健康保険ではセラミックは適用対象外となっています。

根管治療

根幹治療とは?

日常の治療の半分以上がやり直しという現実
むし歯が神経まで到達して痛みが出るようになってしまった場合、神経組織を取り除かなくてはなりません。専用の細い特殊なヤスリ状の器具を使って歯の内部にある神経組織を除去していきます。このように、最初に神経組織を取り除く治療を「抜髄(ばつずい)」といいます。その後、完全に神経組織を取り除き、根の内部がきれいになったところで、防腐剤を詰め込んで根の治療は終了です。

1虫歯が神経に達すると、強い痛みが出ます。
2麻酔で感覚を鈍らせ、神経組織を取り除きます。
3内部がキレイになったら、防腐剤を根の中に詰めます。
4空洞になった部分に補強をし、必要であれば被せものを装着します。

しかし、この治療がうまくいかなかったり、あるいはむし歯を放置した結果、完全に神経組織が死んで腐敗した状態になったりすると、根の中で細菌が増殖し、歯ぐきが腫れて膿が出てくるようになります。このように、すでに根の中に大量の細菌や汚染物質が充満し、それを取り除く治療を「感染根管治療(かんせんこんかんちりょう)」といいます。
そして残念なことに日本の歯科治療の現状は、日常治療の半分以上が根管治療のやり直し、すなわち「再根管治療」に費やされているのが現状です。

予後のよい治療を行うために

まずは極力神経を残すことを第一に考えることが大切です。しかし、進行したむし歯や、すでに神経の治療がされている歯の再治療が必要な場合は、根管治療は避けては通れない重要な治療です。
あおぞら歯科クリニックでは、やり直しの治療の必要がない、予後のいい治療を行うことを第一の目標にして根管治療を行います。そのために大切なことは

1痛みのない治療を心がけ、医師も患者様も治療に集中できるようにする
2根の中に汚染物質を入れないように、なるべく治療回数を少なくする
3根の中の無菌状態を保つため、必要以上に治療の間隔をあけないようにする
4完全に滅菌された最新の機器を用いて根管治療を行う

という4つの原則を守ることです。再治療のスパイラルは、歯の寿命を縮めるだけです。再治療のない歯科治療を。それがあおぞら歯科クリニックの合言葉です。

その歯、本当に抜かなくてはいけませんか?

近年、インプラント治療のテクノロジー進歩は著しく、治療の成功率は飛躍的に向上しました。確かに、確率的には再根管治療をするよりも予後がいいかもしれません。しかし、天然の自分の歯を超えるものではないのは明らかなことです。
「できれば自分の歯を残したい・・・」というのは、誰しもが抱く正しい感情だと思います。自分の考えだけで「もう抜かないとだめなはず」と思い込んでいませんか?歯科医師から「抜くしか治療方法がありません」といわれて諦めていませんか?
あおぞら歯科クリニックでは、まず自分の歯を残す治療にとことんこだわります。セカンドオピニオンもお受けいたしますので、自分の歯を諦めないでください!

歯周病治療

歯周病とは?

歯周病(歯槽膿漏)とは、歯の表面についた汚れの中に潜む歯周病菌が出す毒素が歯を支える骨を溶かしてしまい、歯を失ってしまう病気です。現在日本では歯を失う最大の原因となっています。状態が深刻になるまで自覚症状がなく、気付いたときには歯を失う可能性が高い、恐ろしい病気です。以下の項目に少しでも当てはまるものがあれば一度検査を受けることをおすすめします。

  • 朝起きたとき、口の中がネバネバする
  • 朝起きたとき、口の中がネバネバする
  • 口臭が気になる
  • 歯肉がむずがゆい、痛い
  • 歯肉が赤く腫れている(健康的な歯肉はピンク色でひきしまっています)
  • かたい物が噛みにくい
  • 歯が長くなったような気がする
  • 歯が出っ歯になってきた
  • 歯と歯の間に隙間がでてきた

歯周病は治るの?

歯周病は治療することができます。この15年の間、歯周病の治療は急速な進歩を遂げました。以前は「不治の病」とさえ言われていた歯周病も、現在では進行を阻止することが可能となり、健康をとりもどすことができるのです。歯周病の原因は歯垢ですから、それをためない、増やさないことが基本です。ご自身のお口にあった正しい磨き方をマスターして、自分自身では取りきれない汚れ(歯石)に関しては定期的に歯科医院でクリーニングすることが大切です。

メタルフリー

その金属、本当にあなたには安全ですか?

メタルフリー

健康保険で使用する金属は、様々な実験でその安全性は確認されていますが、長期的に人体にどのような影響を及ぼすのかは、はっきりと分かっていません。
そこで今、「金属を全く使わない治療」が注目を集めています。金属を使わなければ、アレルギーの心配もありませんし、何より天然の歯に近い美しい外観が得られます。歯や口腔内は当然生きた体の一部です。そこにアレルギー源となる可能性のある金属を入れることが本当に安全な治療なのでしょうか。事実、難治性のアトピー性皮膚炎や掌踵のう胞症が、口腔内の歯科金属を撤去することで症状が大きく改善した例もあります。

体に金属を入れない、という選択

ピアスやネックレスなどが肌に合わず、アレルギー症状が出てしまうことはそう珍しいことではありません。これは金属から溶出した金属イオンが原因で引き起こされるものですが、特定の種類の金属で起こりやすいといわれています。
健康保険で使用する歯科用金属は、いわゆる「銀歯」や歯の内部に入れる「コア」と呼ばれる土台の部分など、様々なものがあります。これらの金属は健康保険法で成分が決められており、そのほとんどは「銀」です。銀は前述のアレルギーを起こしやすい金属としてよく知られており、水分や酸によって腐食する性質があります。銀歯や金属の土台を入れた歯や歯ぐきが黒ずんで見えるのは、銀歯の金属が少しずつ溶解し、金属イオンが溶け出ているからなのです。

コンポジット・レジン

この素材は、歯科治療用に特殊な補強を施したプラスチック樹脂です。もとは柔らかい粘土状の物質で、特殊な波長の光で固まるユニークな性質を持っています。最大の特徴は、口腔内で直接詰め物を詰めて、その場で固めることができる点です。したがってこの素材を使えば、1回の治療で金属を使わない美しい治療が可能です。
ただし、強度が十分ではないため、あまり強い力が加わる部位には適していません。また、口腔内で直接詰めるため、あまり複雑な形態の回復には向いていません。そのため、力の加わらない前歯や、比較的小さなむし歯の治療に用いられます。

ハイブリッド・セラミック

この素材は, セラミック微粒子を高密度に配合(92%、つまりほとんどがセラミックでできています)したプラスチック樹脂で、独自の技術により両者を理想的に配合した、まったく新しい素材です。 奥歯のように噛む力が強くかかる部分にも十分使用できる強度と、適度なやわらかさを兼ね備えていて, かみ合わせの相手の歯を痛めない生体にやさしい素材です。さらに専用の接着剤を使うことで、歯と科学的に一体化させることができ、すきまからの虫歯を防ぐことができます。主に中程度の大きさのむし歯の治療に用いられ、型取りを行って精密に作成する必要があります。

グラスファイバー・ポスト

根の治療を行った歯は、歯の内部がからっぽになっているため、非常にもろい状態です。そこに心材を装着し、歯を補強するわけですが、いままでは当然のごとく「金属」が用いられてきました。しかし、歯と比べて「硬すぎる」金属を心材に使うと、あたかも竹の棒に金属棒を挿入してこじると竹が割れてしまうように、歯が割れてしまう事故が起こります。歯が割れると、それはすぐに抜歯を意味するので、なんとしてもこの「歯根破折」は避けなければなりません。そこで登場するのが、天然の歯と極めて近い弾性率(硬さ)を持つグラスファイバーです。歯と接着して同様にたわむため、硬すぎる金属を用いた場合に起こる「歯が割れる」事故を効果的に防ぎます。
また歯と似た透明感のある色あいのため、オールセラミック・クラウンと組み合わせると極めて透明感のある自然な修復が可能です。

オールセラミック・クラウン

従来のメタルボンド冠は、金属のフレームの上にセラミックを焼き付けているため、どうしても透明感が不十分でした。また歯肉がやせてくると、さかい目に黒いラインが出てきてしまい、歯ぐきが黒ずんで見え、大きく審美性を損ねる原因になっていました。
なんとか金属を使わずにセラミック冠ができないものか。その要求にこたえるべく、近年、金属を全く使わずに、セラミックだけで冠を造る技術が進歩し、急速に適応症例が拡大してきました。オールセラミック・クラウンはいままで金属を使っていた内部の心材を、人工ダイヤモンドといわれる「ジルコニア」に置き換え、強度とメタルフリーを両立した新しいセラミック冠です。

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